Linux で一般的に利用されるファイルシステムは ext3 で、Windows XP や Windows Vista で利用されているファイルシステムは NTFS です。現在の Linuxカーネルでは NTFS上のデータを読み込む事は可能ですが、そのままでは書き込む事が出来ません。
このページでは、ntfs-3g というツールを使ってパーティションをマウントする事で、NTFS の読み書きを可能にする方法をメモしておきます。
root権限で sudo apt-get update した後で ntfs-3g をインストールします。
$ sudo apt-get install ntfs-3g
デバイスファイル /dev/sdb5 の NTFSパーティションを、マウントポイント /media/win へマウントする場合を例にすると、
$ sudo mount -t ntfs-3g /dev/sdb5 /media/win
または、
$ sudo ntfs-3g /dev/sdb5 /media/win
でマウントします。
頻繁にマウントする必要がある場合は /etc/fstab に
/dev/sdb5 /media/win ntfs-3g rw,nouser,noauto 0 0
の一行を追加していれば次に起動した時からは、
$ sudo mount /media/win
だけでマウント可能です。
注意!ntfs-3g でのマウントは root権限で行わなくてはなりません。
動作確認環境 : Debian GNU/Linux 6.0 squeeze