Nov 23, 2012
blosxom なぽち*ろぐで静的URI
ぽち*ぷ〜ちやぽち*ろぐの XHTML5 への移行を考えてぽち*ぷ〜ち関係のディレクトリをあちこち引っ繰り返していたら、数年前にメモしたまま放置されていた apache の mod_rewrite を使って blosxom の動的URI を静的URI に書き換える為の設定が出てきました。なんでメモを取っただけで放置されていたのか自分でも良く分かりませんけども、これも良い機会なので .htaccess や blosxom.cgi の設定を書き換えて静的URI に見えるようにしてみました。
.htaccess
RewriteEngine On
RewriteRule ^blog/?(.*)$ /cgi-bin/blosxom/blosxom.cgi/$1
.htaccess を上のように書き足した後、blosxom.cgi が見ている設置URI の設定を、http://pochi.usamimi.info/blog
にしてあげると出来上がり。
Sep 23, 2012
Linux で卓m@s動画を作ってみた
随分前に Linux でファー・ローズ・トゥ・ロードの卓ゲm@ster動画を作って途中で挫折した事がありました。最近、当時の動画の断片や素材を発掘したので、これを機会に頑張ってきちんと作ろうなんて思って毎日少しずつちまちま作っていたりします。そこで、ぽち的卓m@s動画作成手順を簡単にメモしてみました。今更言うまでもありませんけども、ぽち環境は Debian/GNU Linux 7.0 wheezy です。
使っているツールは
です。
まずは gimp で 640x360 の画像を作成して pngファイルの画像としてエクスポートします。
次に pngファイルの画像を mpgファイルの動画にエンコードします。
$ ffmpeg -f image2 -loop 1 -i scene_001.png -c:v mpeg1video -t 8 -b:v 4000k -r 30 -an scene_001.mpg
例では一枚の pngファイルから、ビットレートを 4000kbps に フレームレート を 30fps にした 8秒間の MPEG-1動画を作成しています。
そしてたくさんの png画像から作った mpg動画をファイル名の番号順に cat で連結します。
$ cat scene_*.mpg > movie.mpg
完成した movie.mpg を avidemux に読み込んで動画時間の長さを確認し、audacity でそれと同じ長さのステレオで無音のオーディオトラックを作成します。具体的には、audacity の[ジェネレーター]→[無音]で継続時間を尋ねられるので、フォーマットを時:分:秒.ミリ秒に設定して動画時間の長さを入力すると、モノラルで無音のオーディオトラックが作られます。これをもう一度繰り返すとモノラルで無音のオーディオトラックが二つ出来上がり、[トラック名の下向き三角]→[ステレオトラックの作成]でステレオで無音のオーディオトラックが出来上がります。
後は movie.mpg を読み込んだ avidemux で音を付けたいフレームの時間を確認しながら、ベースとなるステレオ無音オーディオトラックの適切な時間に audacity で効果音や BGM を貼り付けて wavファイル、movie.wav として書きだせば完成です。
そして最後にこんな感じで動画と音声を連結して、アップロード用動画にエンコードしてあげます。
$ ffmpeg -i movie.mpg -c:v libx264 -b:v 400k -r 30 -pass 1 -passlogfile passlog -an /dev/null $ ffmpeg -i movie.mpg -i movie.wav -c:v libx264 -b:v 400k -r 30 -pass 2 -passlogfile passlog -c:a libfaac -ar 44100 -ab 128k -y upload.mp4
May 13, 2012
FFmpeg で静止画から動画を作ってみた
少し前に、アニメ『坂道のアポロン』の舞台探訪(聖地巡礼?)写真を撮影してスライドショウ動画を作り、ニコニコ動画にアップロードしました。
撮影した画像の切り出しや縮小には GIMP を、動画の連結には Avidemux を使っていますけども、jpeg形式の静止画から mjpeg形式の動画の作成と最終的なアップロード形式への変換には FFmpeg を使っています。
ここで挙げているのは FFmpeg 0.10.2 で jpeg画像を mjpeg動画にする例です。FFmpeg はバージョンによってコマンドオプションの使い方がわりと違っていたりするので気をつけましょう。
$ ffmpeg -f image2 -loop 1 -i hachiman.jpg -c:v mjpeg -sameq -t 10 -r 1 -an 01_hachiman.avi
こうすると mjpeg形式でエンコードされ avi のコンテナフォーマットに入った動画が出来上がりです。tオプションでは秒単位で動画の長さを指定しています。素のままの数字は秒で受け取りますが hh:mm:ss.ms での指定も出来たりします。